2002/02/12 (火) 三割負担、そんなにダメ?

アタシはここしばらくフリーで働いているので、健康保険は国保だ。
ってことで、診療費は当然、既に三割負担になっている。
ありがたいことに微妙に健康なので、持病の股関節痛と花粉症と皮膚科以外は
年に1・2回、風邪で内科に行くか歯石除去のために歯科に通うくらいで、医療費の自己負担分がそれほど重荷に感じることはない。
それよりも余程、収入に対する保険料の高額ぶりのほうに理不尽を感じている。
「サラリーマンの三割負担」そんなにムリな政策なんだろうか?
支持政党無し&投票権放棄のアタシとしては、小泉首相の肩を持つつもりもないし、反対派の尻馬に乗るつもりもないが、
既に三割支払ってる側としては、それほど無理難題を押しつけようとしているとは思わないのだけれど。
個人負担を増やして保険料からの支出を減らした分、保険料を少しでも引き下げてくれるなんてほうが、とってもありがたい。
1日の仕事を棒に振って医者に掛かってるヒマなんかない社会人には、保険適用になる品目を増やしてくれるってのでもいいなぁ。
眼鏡とか、コンタクトレンズとか、生理用品とか、売薬の風邪薬や鎮痛剤。こっちのほうがよっとぽど生活費に影響がある。
買うのを我慢するってわけにいかない品物ばかりなのに。
慢性疾患や高額の医療費がかかる特殊な病気には、それに対する助成や税金の面での考慮をもっともっと手厚くするべきだし。

駅前でどっかの政治家が「命に値段をつけるのか?」とガナっていたが、今も昔も、命にはとっくに値段が付いていると思う。
どんなキレイ事を並べようと、どんな健康保険に入っていようと、最高級の治療を受けるにはそれなりのお金が必要なのだ。
そのお金を自腹で用意できるのか、募金活動なんかで工面するのかはそれぞれだろうけど。