2001/09/16 (日) 祈り

とんでもない事件が起きてから、瞬く間に日々が過ぎて行った。
あんなに「怖い」と思った衝撃映像も、繰り返し繰り返し見せられたことで、すっかり慣らされて麻痺してきている。
いや、本当は怖くて仕方が無いから感覚のスイッチを無意識にoffにしているのかもしれない。

直接の知人達はとりあえず皆無事だったし、アタシ自身の生活にもいまのところ支障はない。
でも不穏な足音は少しづつ確実に近づいているのだろうか。
海外に知人の多い友人によると「平和ボケしている日本人は気付いていないが、日本はとっても危険な立場にある」という。
米軍の基地はあちこちにあるし、原発もある。なのに攻撃手段も自衛手段も皆無に等しい。すべて米国に依存状態。
攻撃するにはかっこうの対象じゃないか。と。

本当にそうなのだろうか。

なにかもっとたくさん書きたいことがあるような気がするが、うまく言葉にまとまらない。

アタシはアメリカという国も好きだし、中東の国々やイスラムの教えにもなんら偏見は持たない。
只々、全世界の平和と安寧を祈るだけだ。
ある特定の「神」にではなく、世界の人々が信じる全ての「神」に向かって。