2004/02/07 (土) ごぶさたなので…読書記録でも

あれー、月曜からごぶさただったのね。

仕事は特に忙しくもなく、スマさんたちのドラマも好調で、なんとなく平和な日々。
忙しくしてるのはウチの慎太(RD-X2)だけだわ。

あー温泉でも行きたいもんだ。
ピアノの先生は昨日海外スキーから戻ってきたばかりだし、友は来週からワイハだし。
いーなー、みんなリフレッシュで。
仕方ないから1人で健康ランドでも行くか?…しかし、それはかなりさみすぃな…ぐしっ(T-T)

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途中だった「沈まぬ太陽」の4・5巻(山崎豊子 著)を読了。
もう1巻からずーっと悔し涙に暮れながら読む。電車の中でさえ涙ぐんでしまうほど。
ちなみに航空会社の話なのだが、主人公の名前が「元」(副操縦士ではナイ)。まぁ、それはどうでもいいか。
なんというか…『組織』というものにとんでもない不信感を抱かせる内容であった。
清廉に生きようとすればするほど、人はバカを見るハメに陥るのか?
ツラの皮が厚くて、欲に突っ張らかったニンゲンが勝ち組になると?
…でも確かにスマコンのような場面でさえ、マナーやルールを守っていないヤツのほうが美味い思いをしたりするワケだが。
ストーリーのラストに今後の展開に光明を暗示するような部分があるのだが(但し大きな犠牲付き)、
結局それさえも黒いチカラに押し潰されて終わるんじゃないかと思うと、なんとも切ないエンディングだ。
と、読後感は良くないのだが、機会があれば是非読んでみることをおすすめ。

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その他に「陸影を見ず」(曽野綾子著)も読了。
こちらはプルトニウム輸送船をモチーフにした半ドキュメンタリータッチの作品。
現在の職場に無関係という訳でもないので、結構興味深く読めた。
原発や核燃料リサイクルという何となく危うい響きをもつ言葉を、違う方向から知るには面白い内容だった。

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さて、来週からやっと「砂の器」に取り掛かるか。
ドラマとは違う設定だそうなので、切り離して楽しめるかな。