2000/02/26 (土) 「経済学」なぞ学んじゃいないが言っちゃうよ



 ∞*∞∞*∞ 今日見たTV ∞*∞∞*∞


 「ドキュメントにっぽん〜儲かる仕事を探し出せ・総合商社 新ビジネス発掘部隊の5ヶ月」 NHK総合


  なんなの?この長いタイトルは(笑)
  巨大商社が低迷する業績をなんとかしようと、新しい儲け話を探してうんぬんするドキュメンタリー。
  番組としては、突っ込み所も多くて面白かったです。
  でも、なんちゅーかねぇ…
  このドキュメントに見えてるコトが総てじゃないでしょうが、やっぱやることが悪い意味で『大企業』なのよ。
  そもそも、なにもないところからビジネスになる案件を探そうっちゅーのに、
  メンツに「課長クラスの人間ダケ」を集めるのが間違っとるとは思わんか?
  年齢も境遇も同じような人間を集めて、斬新な意見なぞ出ると思う?
  それに学歴学閥社会をかいくぐって、やっとこ一流商社の役職についた人間には、
  やっぱり保身とか守りの態勢が濃いんじゃないかと思うのよ。
  (以前に勤めていた某大企業で感じた限りのコトですが)
  そういう方々が知恵を絞って案件を出して、ベンチャー企業に売り込みに行くんですが、
  海千山千のベンチャー企業の経営陣には軽くあしらわれていたような……
  『一流商社の肩書き付きビジネス案』という付加価値を前面に押し出そうとしているのが、
  逆に『世間知らずのぼんぼんが絵に描いたモチ』を売り込みに来ていたように見えてしまったのは、
  しがない個人事業主のアタシのヒガミ?(^^ゞ
  成功しているベンチャーの方々は、食えないハズの『絵に描いたモチ』を
  なんとかして食えるようにしちゃった人達ですからねぇ…。
  番組の最後に担当者による5ヶ月の成果(?)を、自社経営陣にプレゼンして終わるんですが、
  ソレに対する経営陣の回答が(確か)『案件は今後も調査分析を進める』ってカンジだったのですよ。
  んー。なんだか悠長だこと。
  早く行動に移さないと、小回りのきくベンチャーにどんどん先を越されて、
  ますますマーケット開発が難しくなるんじゃないの?
  案件の1つ(ネット絡みのモノ)なんて、既に他企業で稼動済だわよ(苦笑)


  「実情も知らずに勝手なコトを」と、当事者からお叱りのパンチが飛んできそうですが、
  経済学など全然わからぬ、お気楽な1視聴者の勝手な感想ですので、ご勘弁を(^^ゞ