2000/07/17 (月) さようなら

今日の午後、知人が事故で亡くなったと職場に電話連絡がありました。
昨年、故郷に帰られて仕事も変えて新しい日々を始めたばかりの人でした。


ショックでした。


最後に言葉を交わしたのは、いつだっただろう。去年の今ごろかな?
「俺、今の職場辞めて故郷に帰るんだ」って、本人から聞いたのが最後だったかな。


お通夜もお葬式も故郷で行われるということなので、たぶんお顔を見には行けないだろう。
だから自分の中では実感が出来ないまま、彼はいなくなってしまうんだろうな。
「故郷に帰るんだ」って言ってみんなの前からいなくなったときと同じように。ただの引越しのように。


アルバムに何年か前にふざけて腕を組んで写した写真が残っているはずなんだけど、今は怖くて開けない。
彼が本当に「いなくなった」ことを実感するのが怖いからかもしれない。


さようなら。


合掌