2002/07/22 (月) 「海の日」に思うこと

「海の日」は土曜日だったけど、この日にそっと思い出すことがある。
2000年の7月に亡くなった私の友人。男友達。兄さんと呼んでいた人。
実際は亡くなったのは海の日の数日前だったけど、諸事情から葬儀には行けず、お別れもできないままで、
なんの実感もないまま数日が過ぎてしまった。
その人の死をなぜか突然実感したのが7月の20日。海の日だった。だから私にとっては、海の日がその人の命日だ。

その彼とはいろいろなことがあった。お互い、本当に大バカヤロウだった。
でも彼は亡くなるとき、自分の分と一緒に、私のバカや失敗も全部まとめて一緒に持っていってくれたような気がする。
だから私はこうやって、今を普通に生きている。
何年か、何十年か後、彼に逢える日が来たならば、私はお礼を言わなくちゃいけない。

ありがとう。

今年もまた「海の日」が過ぎてしまった。
私が彼に逢うのはどのくらい先のことだろう。彼は私を見つけてくれるだろうか。