2003/09/30 (火) 成長とアコガレ

だりー
なんだか朝からめまいがして、今日一日アタシの世界はぐるぐるしていた。(で、仕事は休んだ)
少しおさまったところで無印の豆乳パウンドケーキを食べたら少し復調。なんだよ、ハラ減ってたダケか?

土曜日以来、日記のアクセス数がちょいUP。どうやって辿っていらさるのか…

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土曜日のカナルカフェで思ったこと。
「うーん、こんな小ジャレた場所にも子連れがイッパイ」
カフェのランチメニューは最低でも\1500。当然お子様メニューは無く、しかも一番安いものはカレーで、パスタも結構なアルデンテ。
いったいあの子供たちは何を食したのだろう…。
こんなコト書くとお子持ちの方々からは反発食らうだろうが、どんな場所にでも子供連れで行くというのはいかがなモノか。
子供連れには子供連れ向きの場所があるだろう。料理のサーブされている台から頭すら出ない小さな子供を、ブッフェエリアに放置されるとドウニモコウニモ。
ちょっと昔の裕福なご家庭の逸話として、子供はちゃんとしたマナーを身につけられる年になるまでメインダイニングでの食事は許されない、なんてーのがあるが、
ま、そこまで極端なのは現代ではどうかとは思うが、年相応の場所というのはちゃんとわきまえられて欲しいものだ。
自分が子供の頃はファーストフードなんかがメジャーじゃなかったせいもあるが、外食など世紀の一大イベントであった。
たとえそれがデパート屋上のファミリー食堂のエビフライランチでも。子供心にフォークやナイフ、使い方のわからない卓上胡椒引きなんかに緊張したのを覚えている。
初めて喫茶店なる場所で飲んだ生クリームで飾られたアイスココアの味すら、感動的なオトナの味として覚えていたりもする。

「大きくなったら○○に行こう」「オトナになったら○○を食べてみたい」
そんなささやかに可愛らしいアコガレを今の子供たちは持つことがあるのだろうか?
家族向けの回転寿司店で「ボクね、ボクね、大トロ〜」とはしゃぐウチの甥っ子たちを見て、このコたちはオトナになるまで
カウンターの鮨屋には絶対連れて行くまいとココロに誓うアタクシ。(そんな場所、アタシだって未だに緊張するんだからよー)

小さな頃からなんでもオトナと同じものを知ってしまった子らは、本当のオトナになったときどんな刺激を求めていくのだろう。
どんな欲求を満たせば満足感を得られるのだろう。